小さな命

季節は、いつの間にか初夏

保育室ではカマキリが元気に育ち、あおむしがサナギに、

てんとう虫が卵を生み そして孵化

小さな命がたくましく育っています。

田んぼからおたまじゃくし、

会社のビオトープからは、赤ちゃんメダカを連れて帰って

たくさんのお友だちが賑やかな保育室にしてくれてます。

命

コロナウイルスの影響により登園する人数は、少ないなりに

子どもたち一人一人と密に関わることができて個々に応じた保育

が出来た日々でした。

あおむし繋がりで子どもたちが好きな絵本に「はらぺこあおむし」

があります。

 

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エリック=カール 作 / もり ひさし 訳

はらぺこなあおむしが色々な食べ物を食べてサナギになりきれいな

ちょうちょに成長するお話です。

ある日、ゲームをしました。

3個のカップの中に食べ物の絵が隠れています。

その中の1個のカップの食べ物をはらぺこあおむしの人形が食べながらかくれんぼしてしまいました。

さてどのカップにいるでしょうか?カップは、一回だけ移動します。

一歳児のTくんも二歳児のМちゃんもルールが分かり集中してカップを見ています。

自分が思うカップを期待いっぱいの笑顔で

開けてみれば「あれぇー?」とはずれてしまいました。

でも のぞきこんでいる姿が、とても可愛らしい笑顔でした。

それを見ている子も笑顔。

 

あおむし①

保育室で過ごす時は、ほんの一瞬

全力で生きようとしている小さな命のほんの少しの手助けになれば嬉しいなぁーと思います。

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そして、6月4日 一匹のさなぎが無事、きれいなアゲハ蝶になり元気に保育室から巣立っていきました。

 

中安