片栗粉粘土

来る日も来る日も、雨降りです。

保育室の窓に飾られたてるてる坊主も、なんだか悲しそう。

早く、外で遊びたいね。

プールやりたいな。

そんな子どもたちの楽しみは、梅雨明けまでもう少しの我慢です。

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外に出られない時は、じっくり遊べる室内遊びを楽しみます。

今日は片栗粉粘土を作りました。

材料は、片栗粉、食紅、水。

たったこれだけで、不思議な感触を楽しめる粘土が出来ちゃうんです。

まずは大きなボールに片栗粉を入れます。

サラサラの感触に、大喜びで触る子どもたち。

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そしてその中に、食紅を入れます。

まだ、粉の色はほとんど変化がありません。

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よく混ぜたところで、今度は水を投入します。

ここが、おもしろポイントなんです。

水を入れた途端、それまで白かった粉が鮮やかな色に大変身。

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”わあ~!!!”

子ども達の目が輝く瞬間です。

水の入った粉を混ぜて混ぜて、よく混ぜて・・・。

これで、片栗粉粘土の完成です。

この粘土は、普通の粘土と違い、握ると固くなり

力を加えないと、トロトロになるんです。

この不思議な感触に、最初は戸惑っていた子どもたちでしたが

慣れてくると、夢中になって触っていました。

作るというより、感触を楽しむこの遊び。

保育室の子どもたちにはピッタリだったようで

ギュッ・・・トロ~ンという感覚を存分に味わっていました。

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”お土産で持ってく!”

と、大事に袋に入れる子も。

お家で、お兄ちゃんと楽しんでくれたようです。

 

梅雨の時期、外遊びはできませんが、いつもと違った室内遊びを

存分に楽しむことが出来ます。

そして遊びの中で、子どもたちもとってもいい笑顔を見せてくれます。

もうすぐ梅雨も明け、子どもたちの笑顔のようなピッカピカのお日様の姿が見られるでしょう。

大城