梅とそら豆

春になるとテントウムシがたくさん産まれるとっておきの場所、子どもたちが大好きなお散歩先の一つです。

その奥にある梅の木…地域の方に「梅が大きくなったからとっていってね」と、今年も声を掛けていただき、収穫の体験をさせていただきました。

page1page2

「ここもあるよ!」「ママにお土産にするの」と言いながら、はりきって取る2歳児のお姉さんお兄さん。両手には大きな梅の実がいっぱい♪

1歳児の子どもたちは「これ!これ!」と自分の取りたい梅を指差し、大人と一緒にとることを楽しみました。

気が付けばバケツいっぱいの梅。とった梅の匂いを嗅いだり「おもーい!」と言いながら友達と一緒にバケツを持ち上げたり…

地域の方の温かいご厚意で、貴重で楽しい体験をさせていただきました。

大切に持ち帰ってきた梅は追熟し、風車の丘保育室特製『梅シロップ』と『梅干し』に変身させます。

page3

へたを取ったり、塩を入れたりするお手伝いも上手にできました。

みんなのワクワクした気持ちが詰まった『梅シロップ』と『梅干し』完成が待ち遠しいです♪

この他にも、保育の中で子どもたちが「調理することを楽しむ」「自分たちで調理したものを友達と一緒にあじわう」体験を大切にしています。

先日は昼食の「そら豆ご飯」に使うそら豆の皮むきをしました。

page4

そら豆を手に取りまずはその大きさにびっくり!皮をむき、中から出てきたお豆を見て「そらまめくんと同じだね」と大喜び。

『そらまめくん』とは…この日に読んだ絵本に出てきたかわいいお豆の仲間。

P1490929

~そらまめくんとおまめのなかま~

作 なかやみわ

「植える・育てる・生長を喜ぶ・収穫する・調理する」五感を使って美味しい記憶の種をまく。

これからも、そんな体験を大切にしていきたいと思います。

土戸