11月15日、七五三の日。今日は三歳の子ども達のお祝いです。
今年は、7人。
事前に子ども達は、色々なシールを貼って自分だけの七五三の袋を製作しました。袋の片方に自分の似顔絵が貼ってあります。
「この袋、だーれだ?」
「○○ちゃん」と大きな声で教えてくれる子ども達です。
袋の中身は、帰りのお楽しみ。
さて、みんなの前に出てきた三歳の子ども達に
「お名前を教えてください。」の問いに
今まで恥ずかしくて言えなかった子も、はっきり言えるようになっていてびっくり!
いつも言える子は、さらに誇らしげに大きな声で言うことができました。
頼もしくなりました。
「何歳ですか?」の問いには、
指で一生懸命折り曲げて教えてくれました。
お参りは、お散歩をかねて近くの神社に行きます。
そしてお昼は、お祝いのご飯「お赤飯」です。
みんなの広場の釜戸で蒸かします。
中に入れる小豆は、保育室の畑で茶色の小豆を見つけては子ども達が日ごろから収穫していたものです。
そして さやから一つ一つ小豆を取り出すことも自分達の手で行いました。
釜戸に火を入れるお手伝いもしました。
燃える葉っぱを準備したり大人と一緒に木を入れるお手伝いをしたりして釜戸に火がついた
後は、厨房スタッフに「お赤飯、作っておいてね」とお願いしてお参りに行きました。
三歳の子ども達には、出発前に
「お賽銭を渡すから神社まで大事に持って行ってね」
とお話してお金を手渡ししました。
もらった子ども達は、大事にポケットへ…中にはポケットに入っているか?時々 心配そうに手で確認している子もいました。
ポケットがないNちゃんは、大事に手でにぎりしめて・・・途中Nちゃんに「ある?」と聞くと自信満々に「うん」と見せてくれました。
こんな姿も大きくなった証ですね。
1才、2才の子ども達も山の上にある神社までの長い階段を一緒に上りました。
「がんばれー」と先に上った3歳の子達が上から1歳、2歳の子達を励ましたり、迎えに行って一緒に手を繋いであげたり優しいお兄さん、お姉さんでした。
お賽銭は、誰一人落とすことなく無事 神社まで持って行くことができました。
お賽銭を入れて、みんなで一緒に手を合わせ「こんなに大きくなりました。ありがとうございます。これからもいっぱい遊べますように」とお参り。
帰りは、おなかも空いてお赤飯の話で盛り上がりながら自然と足早になっていくスタッフと子ども達でした。
保育室に着くと「お赤飯できた?」とお話しながら みんなの広場に直行。
「見る?」「わー!」そんな会話が繰り広げられていました。
午後のおやつも「お赤飯のおにぎり」です。
「ぽんたにあげよう」ということで
「ぽんた、来てね!」と自動販売機にお話ししながらいれていたAちゃんが可愛かったです。
とってもいい笑顔で三歳の子ども達が七五三を無事迎えることができました。本当に良かったです。
次の日、自動販売機にお赤飯のおにぎりは無く
代わりに入っていたのは、一通のお手紙。
ぽんたからのお手紙です。
「みんな げんきか?あずきのおにぎり ありがとうな かあちゃんとはんぶんこして たべたよ またあそぼうな🐾」
次にぽんたが来てくれるのは、いつかな?楽しみです。
中安