かーんかーんか-んかーん。
良いお天気の中、のどかな道を走る電車を見に行きました。
電車の中は、お客様でいっぱい。
赤い帽子の子どもたちを見つけると、中から手を振ってくれました。
駅員さんもサービスの汽笛を鳴らしてくれ、子どもたちも嬉しそうでした。
電車を見て、満足した子どもたち。
来た道とは、別のルートで帰ります。
電車の話をしながら、子どもたちと歩いていると、地域の方が
「こんにちは~!」
と大きな声で挨拶をしてくれました。
子どもたちも、
「こんにちは~!」
と返すと、
元気な挨拶をしてくれたおばあちゃんが
「ちょっと待っててね~」
と何かを取ってきてくれました。
ビニール袋とスコップです。
どうするのかな?と不思議そうな顔で見ていると、おばあちゃんが大事に
育てているあじさいを切って、
「これ、持っていきない。」
と子どもたち一人一枝ずつプレゼントしてくれました。
その他にも、あじさいの周りの梅やタケノコ、藤の花など、
色々な説明をしてくれたおばあちゃん。
おばあちゃんとの名残惜しい時間を後にして、
「またあじさいの咲く頃、遊びにきなね~!」
と、おばあちゃんの言葉を思い出しながら、保育室に到着。
頂いたあじさいは、保育室で大事に育てる事にしました。
どんな風に育つのかな?
楽しみです。
子どもたちと一緒に、あじさいの成長を見守りつつ、
またあじさいの咲く頃、報告を兼ね、おばあちゃんの所に
訪れにいきたいと思います。
またあじさいばあばに会える日を楽しみにしているよ。
中村