今年の中秋の名月は、10月6日でした。
お月見は、一年のうちで最も月が美しいとされる日に、月を眺めながら秋の実りに感謝し、豊作を祈る日本の伝統行事です。
保育室でもこの日にちなんで、お月見の制作や、紙粘土のお団子づくりを楽しみました。
まずは、お月見の制作をしました。
三方を好きなところに貼って、お団子はタンポ筆を使ってスタンピング!
「ポンポーン!」

タンポ筆を両手に持つと、たくさんのお団子ができました!

ステンシルの技法を使い、切り抜いている形の上もポンポンポン‼


たくさんスタンピングして、上の画用紙をめくってみると・・・
「お! うさぎ?」

最後は、大きなお月様にのりを付けて、ペタッと貼ると・・・


完成です!

当日の朝には、紙粘土を使ってみんなでお団子作りをしました!
紙粘土の柔らかい感触を楽しみながら、保育士と一緒に丸めたお団子を三方に乗せていきました。

側面にある穴(手穴)にお団子を入れていく子どももいました(笑)

ふわふわで真っ白な紙粘土で作ったお団子は、本物みたいにおいしそうにできあがりました。
すすきと、畑で採れた野菜もお供えして、お月見の会を始めました。

子どもたちの大好きな絵本「おつきさま こんばんは」のペープサートを見たり、“つき”の歌をうたったり・・・♪
「夜になったら、まんまるお月様見れるかな~」とお話したりしました。


給食は、サツマイモのお月見団子がデザートでした。
お月様みたいな丸くておいしそうなお団子を、たくさん食べていました。


その日の夜、「お家に帰ってから家族でお月見をしました!」という保護者の声をいただき、保育室での体験がご家庭での時間に繋がり、日本の伝統行事に親しむきっかけになっていることを嬉しく感じました。
これからも、季節の行事を通して、子どもたちはもちろん、ご家庭でも日本の伝統文化に触れ、親しんでいただけるような機会も大切にしていきたいと思います。
定久