真夏の日差しを浴びて、保育室の野菜がぐんぐん大きくなっています。
子どもたちは、毎日野菜の収穫で大忙し。
野菜たちは、葉っぱの陰に上手に隠れているので
いい目で探さないと、すぐに採り忘れてしまいます。
上手に隠れた野菜はどうなっているかというと・・・。
巨大なオバケ野菜になってしまいます。
これは大変。
というわけで、オバケ野菜にならないように、みんないい目で探してくれています。
たくさん採れた野菜は、その場で採れたてを味わったり、昼食でいただいたりしています。
それでもまだまだ、野菜はぐんぐん大きくなります。
そこで、採れた野菜を使って八百屋さんを開くことにしました。
スタッフがお店屋さん、子どもたちがお客さんです。
さあ、風車の丘八百屋さんの開店です。
採れた野菜をテーブルに並べ
”いらっしゃいませ!八百屋さんですよ”
”美味しい野菜がありますよ”
と声を掛けると、早速お客さんが来てくれました。
ちょっと遠慮がちに、欲しい野菜を指さします。
”他の野菜もどうですか?”
と声を掛けると、嬉しそうに好きな野菜を選んで袋に入れていました。
つられて他の子どもたちも続々と八百屋さんにやってきます。
”インゲン欲しい!”
と、自分の欲しい野菜を教えてくれる子もいます。
0歳児のお友だちも、自分で野菜を選んで嬉しそうに袋に入れていました。
みんなの袋は、野菜でパンパンです。
テーブルの上に山盛りになっていた野菜でしたが、あっという間に完売となりました。
八百屋さんでもらった野菜は、今日のお土産です。
お家でいっぱい味わってね。
翌日。
”昨日の野菜、美味しかったです”
と保護者の方から、嬉しい声をいただきました。
”いつもは食べないのに、保育室の野菜は食べました”
と言う方も。
”大きくなあれ、美味しくなあれ”
という子どもたちの声を聞いて育った野菜ですから
きっと、美味しくなる魔法がかかっているんですよね。
そんな美味しい野菜たち。
まだまだ、たくさん収穫できそうです。
大城