セミに負けないくらいに子どもたちの元気な声が響いている保育室。
幼稚園・保育園の夏休みもあって、毎日にぎやかに過ごしています。
夏ならではのお楽しみをあれこれ計画していますが
この夏は長雨のために実行できないこともあります。
その一つに流しそうめんがあります。
流しそうめんは、外で行うためどうしても天気に左右されてしまうのは
仕方のないことですが、それでも体験できる楽しいことはないかなと考えて
リサイクル用に保管していた空の牛乳パックを使って
”流しそうめんごっこ”をすることにしました。
切り開いた牛乳パックをたくさんつないで、おそうめんを流す竹に見立て、
つなげた牛乳パックを斜めにする台座は本物の木枠を使います。
おそうめんの代わりに流れてくるものはカラーボール、
すくうのはお箸ではなくおままごとのレンゲ。
レンゲですくったカラーボールを入れるのはスープカップに決めました。
まず保育スタッフがお手本を見せます。
「さあ、いくよ!」の掛け声とともにカーラーボールがコロコロと転がります。
パッと見ると簡単そうですが、レンゲですくおうとするものの
転がるスピードもあってコツがいるのです。
「あ~、転がってっちゃった~」「やった~!すくえた!!」
そんなスタッフの姿をみていた子どもたちもやりたい気持ちが膨らみます。
「やってみたい!」とレンゲとカップを受け取り、転がってくるカラーボールをすくいます。
「うわ~、早い~」と焦る子。「やった~取れた!」と喜ぶ子と様々ですが
どの子も終始笑顔で何度もすくっていました。
上手にすくえると、あっという間にスープカップがいっぱいになります。
「もう一回いい?」と何度もチャレンジして流しそうめんごっこを楽しめました。
まだまだ残暑の続くこの夏は、外で流しそうめんを楽しむ予定です。
室内で楽しんだ”流しそうめんごっこ”で得たコツを発揮できる日が待ち遠しいです。
森下