関西を中心に、松の内(門松を飾っておく期間)を15日までとする地域では、1月15日を鏡開きにする場合が多いようです。また関東では、1月20日に行われていましたが、三代将軍・徳川家康の月命日と重なってしまったため1月11日になったそうです。住む場所によっても、鏡開きの日が異なるようですね。
元気の木保育室では、14日(金)に鏡開きをしました。
昨年の年末に、しめ縄と鏡餅を飾る意味を子どもたちに伝えると、興味関心を持っていました。そして年が明けて、お正月には新しい年神様を迎えることができました。
子どもたちには、「お正月の間に、神様がしめ縄に気づいて入ってきて、鏡餅に宿ってくれたんだよ」「この鏡餅を開いて、神様の力を分けてもらい、1年間元気に過ごせますように・・・とお餅を食べるんだよ」とお話しました。
また、「神様は包丁で切られるのが、苦手だから、木槌やトンカチなどで叩いてあげてね」と言うと、「へぇ~そうなんだ!」と驚く表情をしていました。
そして、みんなで木槌を使ってたたきました。
「優しく、叩いてあげよう」
「神様、元気に過ごせるように、見守ってね」
神様のお餅をいただいて、元気に過ごそうね!
新しい年を迎えましたが、昨年末から続く、大掃除、しめ縄と鏡餅を飾る、そして鏡開きをする、という一連の行事を知ることができました。2022年も、積極的に日本の伝統行事に触れ、意味を知ったり、無病息災を願ったりしながら、行事を大切にしていきたいと思います。
定久