笑う門には福来る

松の内が明け、しめ飾りを納めた保育室では

1月11日に鏡開きをしました。

鏡餅だけでなく、部屋のあちらこちらにお供えした

へそ餅も同様に開くので

そのへそ餅を大人と一緒に探すところから始めます。

遊戯室、厨房、トイレ、玄関・・などから次々に見つけ出す子どもたち。

「お餅の中には神様がいるから大切にね。」というスタッフの声を聞くと

両手でやさしく持って、落とさないように慎重に、届けてくれました。

へそ餅

こうして集めたへそ餅と鏡餅。

木槌を持って順番に叩いていき、みんなの力で無事に開くことができました。

鏡開き

「このお餅には神様のパワーが入っているんだよ。」

「神様のパワーをもらったら、病気しないで元気に過ごせそうだね。」

そんな話をしながら美味しくいただきました。

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これで、一連のお正月行事を無事に終えることができた部屋の中では

まだまだお正月遊びを楽しむ子どもたちの元気な声が響いています。

特に盛り上がっているのが福笑い。

最初は目隠しをせずに顔のパーツをおいていくのですが

小さな子も、眉毛、目、鼻、口、ほっぺの位置が

ちゃんとわかっていることに感心しました。

おかめ

大人が目隠しをしてやってみせたり、回数を重ねて遊んだりするうちに

目隠しをしてやってみたい!という子が続出!!

さっそく一人ずつ前に出て、手ぬぐいを巻いてやってみました。

それぞれのパーツを手探りでおいていく時は神経を集中させ、

さらに目をあけるまではどんな顔になっているのかわからないので

ドキドキワクワクです。

見ている子たちからの「もうすこしうえ」「そっちじゃないよ」

「ちがうちがう」など、自然と大きくなる応援の声にも翻弄され(⁈)

さらにおもしろい顔になったり、顔からパーツが外れてしまったり・・・。

目隠しをはずしたとたん、どの子も大笑いでした。

福笑い

やっている子だけでなく見ている子も私たち大人も楽しくて

笑いに包まれた保育室。

「笑う門には福来る」ということわざがあるように

今年もいいことがいっぱいありそうな予感がしています。

鈴木(明)