猛暑に負けず、保育室の畑では夏野菜が次々に実りました。
子どもたちは、朝一番に収穫に行くのを楽しみにしています。
最近では、自分たちで野菜の採り頃を見極められるようになり、「このトマトはまだ採ったらあかんよ」と3歳児が2歳児に優しく教える姿も見られるようになりました。
経験の大切さを感じます。
今回は、ピーマン、ナス、トマトを使って夏野菜のピザを作ることにしました。
3歳児は包丁でピーマンとナスを切っていきます。
何度も経験をしているので、猫の手もバッチリです。
2歳児は保育士と一緒に挑戦。 ゆっくりゆっくり慎重に!
0歳児はしっかりと指先を使ってちぎります。
次に、餃子の皮にケチャップを塗り、準備した野菜をトッピング。
チーズを乗せてオーブンで焼くと、いい匂いが漂ってきました。
みんなで、「10・9・8.…3・2・1」とカウントダウンすると色鮮やかな夏野菜ピザの完成です!
少し冷まして「いただきます!」
パリッパリッといい音をさせながらあっという間に食べてしまいました。
「先生もどうぞ!」
自分たちで育てた野菜を使ってクッキングをすることは、味覚だけでなく、感触や見た目、匂い、音などの五感をフル活用しています。
この時期に五感をしっかりと使うことは子どもたちの感性を豊かにしていくうえでとても大切なことです。
夏野菜もそろそろ終わりに近づいています。
次は稲の収穫。初めての経験なので、子どもはもちろん保育士たちも今からワクワクしています!
井口