6月のある日、元気の木保育室にお手紙が届きました。

友好関係にあるほいくえんより
「げんきのきほいくしつのひとへ
かぶとむしの おせわ を てつだってください」
たくさんのカブトムシが羽化し、お世話に困ったおともだちからのお手紙でした。
カブトムシって、どんな虫さんかな!?と調べてみました。

みんなでどうしようかと相談した結果、「カブトムシさん来てほしい!」と、お返事を書くことにしました。

「ごはんあげたり おみずをあげるのを がんばります
げんきのきほいくしつより」
カブトムシの折り紙やぬりえも添えて。
そしてとうとう先週、2匹のオスのカブトムシが元気の木保育室にやってきました。
前日にはおふとんになる土もみんなで入れて準備万端♫


朝、1番のりの友だちがすぐに発見!

「いたー!」
みんなが揃うと、カブトムシに詳しい会社の方が来て下さり、お家の作り方やカブトムシの触り方を教えて下さいました。


「カブトムシさんが登れる木があるといいよ」
「お水もすこーしシュッシュッとね。」


「触りたい時は小さい方のツノをつかむといいよ。」


“ちょっとドキドキ…”
「つかめた!!」
今では毎朝登園すると
「カブトムシさん元気かな?」
「あっ!ゼリー食べてる!!」
と、子どもたちはもちろん、先生やお母さんたちも一緒に覗いてから一日が始まっています。
大きいお友だちと先生と一緒に相談して名前も決まりました。

興味をもってお世話をしたり、大好きになったりすることで、気持ちを寄せたり命を大切にしたりする経験を大事にしていきたいです。
秋江