ぽんた

10月も中旬を過ぎ、

それまで続いた暑さがようやく遠のいたと思った途端

急激に寒くなったある日・・・

保育室向かい側の公園にあるナンキンハゼの葉っぱが

赤く色づき始めた様子を見て、ぽんたのことを思い出しました。

「元気かな?また遊びに来てほしいね。」

そんな話をしながら手紙を書くことに・・・。

じどうはんばいきの中に、子どもたちが散歩の道中で拾った

きれいな葉っぱと一緒にこの手紙を入れたことをきっかけに

ぽんたとの交流が始まりました。

じどうはんばいき

10月27日‥ハロウィンが近づいたこの日、

ぽんたから手紙と小さなカボチャが二つ届きました。

P1360046

手紙によると、

『かあちゃんとかぼちゃまつりをやった』とのこと。

一緒に添えられた写真を見ただけで、

その場所がママの会社と気づいたNちゃんとKちゃん。

それだけでなく、そこは昨年じどうはんばいきが置かれ

ぽんたがみんなにおやつとジュースをくれたところだと

覚えていたことには、驚くと共にとても嬉しくなりました。

早速、今日こそぽんたに会えるかもしれないと

会社の回廊下広場に出かけました。

広場に着くやいなや、「ぽんたー!!」「おーい!!」と

大きな声で呼びながら走り回り、

木の後ろや柱の後ろまで探す子どもたち。

しばらくして、かぼちゃまつりをした形跡は見つけたものの

結局この日もぽんたに会うことはできませんでした。

広場

ビオトープに沿って歩きながら、

「ぽんたもメダカ見たかなぁ?」と話したり

赤い葉っぱが落ちていると拾っていいものバッグに入れたり‥と

ぽんたに思いを馳せながら保育室へ。

この日の活動を通して‥

想像を膨らませ、想いを巡らせ、夢中で遊ぶ子どもたちの

純粋な姿に胸を打たれました。

まだまだ、ぽんたとの交流は始まったばかり。

今年もみんなでぽんたとの楽しい思い出をたくさん作りたいと思います。

鈴木(明)