「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ これぞ七草」
1月7日は人日の節句でした。
保育室でも子どもたちに、人日の節句や七草についてお話をしました。
七草にはそれぞれに意味が込められていること、七草を食べることで、胃を丈夫にしたり、風邪を予防したり、お肌がきれいになったりと様々な効果があり、お正月のごちそうで疲れた胃腸をいたわり、「無病息災」「健康長寿」を願いながら食べるということなどを伝えると、子どもたちも真剣な表情でお話を聞いていました。
お話の後、実際に七草に触れてみました。
イラストを見ながら、「これはセリかな?」「こっちじゃない?」と比べてみたり、
「どんな匂いかな?」「あれ?大根のにおいがするよ」と嗅いでみたり、
こどもたちは興味津々で触ったりちぎったりしながら、観察していました。
給食で七草の入った「七草がゆ」を食べることを知らせ、給食担当の保育士に「おいしい七草がゆにして下さい!」とお願いし、園庭に遊びに行きました。
元気に遊んでお腹ペコペコになった子どもたち。
早速、七草がゆを「いただきまーす!」
「おいしい!」とパクパク食べる子どもや、いつものご飯と違うことに少し戸惑う子どもなど、様々な反応がありました。
「これを食べると元気になるんだよ」や「お肌ピカピカになってきたね」と声を掛けると、躊躇していた子どももモリモリ食べ始めました。
小寒を迎え、寒さもいよいよこれからが本番ですが、七草に触れたり七草がゆを食べた子どもたちは元気いっぱいになりました。
この一年も病気をせず、元気で、健やかに過ごせますように・・・。
井口