2月3日「節分」
数日前から「みんなのお腹の中に鬼はいないかな?」と絵本を見ながら話をしたり、新聞ボールを豆に見立てて鬼退治の練習をしたりしていた子ども達です。
2日、節分の前日。“みかんばぁば”のお宅で、鬼が嫌いな「ひいらぎ」と「しきみ」の葉っぱを頂いてきました。

これで準備万端!そして3日、節分当日。
「今日で冬はおしまい、明日から春ですよ♪」「おなかの中にいる鬼を豆をまいてやっつけようね」
そんな話をしていると窓の向こうに青い影…

一瞬動きが止まり、あっという間に大人の後ろに隠れる子ども達。
扉を開けて保育室の中に入ってきた青い○○…

「鬼~!」「こわい~」と言う声に「これが鬼!?」と気付いた子もいたようです。
ドキドキしながら大人の背中越しにじっと見ていると、玩具やお昼寝用の布団を投げたり絵本を読みだしたりやりたい放題の鬼!

みかんばぁばにもらった、「ひいらぎ」のチクチクで鬼をやっつけよう!と試みるも失敗。
「そうだ!お豆を投げて鬼を追い出そう!」と子ども達が手作りした豆入れを一人一人手に持ち、勇気を出して鬼に向かいます。

始めは怖くて様子を見ていた小さな子も、お兄さん達の姿を見て豆をまき始めます。
「おには~そと!」「おには~そと!」豆の痛さと子ども達の勇気に圧倒され、とうとう鬼は逃げ出しました。

涙も止まりほっとした表情とともに、ちょっぴり誇らしげなみんなの顔。
もう鬼が戻ってこないようにと“しきみ”で豆を炒り、鬼が嫌いな匂いを保育室の中に充満させました。
扉には“ひいらぎ”の葉を貼り、もう一度豆まき。

勇気を出して鬼を退治した子ども達に、今度は『福』がやってきました。

さて、気になるのは逃げた鬼がいったいどこへ行ったのか?です。風車の丘保育室の近くには、逃げた鬼が集まると言われている「やまんば池」があります。「福」のお菓子を一つ頂き、元気と勇気がわいたので、やまんば池に行ってみることにしました。

暗いうっそうとした木に囲まれた坂道。先に進むと木の枝にひっかかっている黄色いもの。近くで見たら「鬼のパンツ!」
「やっぱりここに逃げてきたんだね。「慌てて逃げて忘れちゃったのかな?」「鬼が取りに来るといけないからここに置いておいてあげよう」
お腹の中の鬼を追い出して、勇気をいっぱい出して…この日一日で一回りも二回りも大きくなった子ども達です。
お昼ご飯は『のりまき』の絵本に合わせて作った「恵方巻」

今年一年、子ども達が元気に過ごせますように…。
暖かで穏やかな春が待ち遠しいです。
土戸