立春を迎え、園庭の水仙の花もちらほら開花し始め、少しずつ春の気配を感じるようになってきました。
保育室では、ミャンマーとベトナムの技能実習生の方々が12名来られ、子どもたちと一緒にお雛様の飾り付けをしました。
数日前から、子どもたちに、ベトナムやミャンマーの国旗や食べ物、挨拶などの話をすると、実習生の方が来られる日をとても楽しみにしていました。
当日、園庭から来られる姿が見えると、少し緊張気味の子どもたちでしたが、一生懸命練習をした「こんにちは」のご挨拶、「シンチャオ(ベトナム)」「ミンガラーバ―(ミャンマー)」を披露すると、皆さんも同じように返してくださり、少しずつ笑顔が見られるようになりました。
お雛様について少し説明をした後、まず、子どもたちが、お道具類を飾りました。
ちょっとドキドキするので、先生と一緒に・・・
お人形は実習生の方々にお願いをしました。
一緒に飾る姿も見られました。
全部飾り終え、ぼんぼりに灯りをつけると、拍手が起こりました!
みんなで「うれしいひなまつり」の歌をうたうと、実習生の方々も温かく手拍子をしてくださいました。
お雛様の前で、「ハイ!チーズ♡」
その後は、しばらくの間、交流タイム。
お雛様のお話を聞いたり・・・
楽しくお話をしたり・・・
「かわいいね」と抱っこをしてもらい、とても嬉しそうな子ども、少しまだドキドキしている子ども、いろいろな表情が見られました。
楽しくなってきた頃に、お別れの時間となってしまいました。
名残惜しいですが、お仕事に戻られる皆さんに、「タッター」「バイバイ」とお別れのご挨拶をしてお見送りをしました。
見えなくなるまで手を振り、「また来てほしいなー」「一緒に鬼ごっこしたかった」と言っている子どももいました。
子どもたちだけでなく、ミャンマー・ベトナムの実習生の方にも日本の伝統文化に親しんでいただくことができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。
後日、実習生の方々からお礼のメッセージが届きました。
一人一人が心を込めて書いて下さった温かいメッセージを保育士が読むと、子どもたちもじっと耳を傾けていました。
今後もこのような交流の場を大切にしていきたいと思います。
井口