最近の風車の丘保育室は、”かごめ かごめ”がブームになっています。
真ん中に座った子は目をつぶり、その周りをみんなで手を繋いで
グルグル回りながら歌います。
歌が終わったら、真ん中の子が後ろの子を声だけで当てる、という遊びです
真ん中に座った子は、目を開けてはいけない
声だけを聞いて当てる
まわりの子はしゃべらない
など、いろいろなルールを守らないと楽しめない遊びです。
まずはやり方を伝えるため、スタッフが真ん中に座って
やってみることにしました。
目をつぶっていると、子どもたちの声がとてもよく聞こえます。
誰の声か当てられるかな?
ドキドキしながら歌が終わるのを待ちます。
歌が終わり、後ろの子が「だーれだ?」と声を掛けてくれます。
「Yくん!」と思うのですが、あれ?もしかしたら違う子かも。
間違えたらどうしよう?と色々な思いが頭の中をぐるぐるします。
勇気を出して「Yくん!」と言って目を開けると・・・
後ろには、名前を呼ばれて嬉しそうなYくんの顔が。
やったあ!大正解。
当てた方も、当たった方も嬉しくなっちゃいます。
大人がやっているのを見て「僕もやりたい!」「私も!」
と、真ん中に座りたがる子が次々に出てきました。
今度は2歳児さんが真ん中に座ります。
後ろに座ったのは、仲良しのお友だち。
「だーれだ?」と後ろの子が言うと
「Zくん!」と間髪入れずに後ろの子の名前を当ててしまいました。
これには大人もびっくりです。
こんなに小さくても、お友だちの声をしっかり聴いているということが
よくわかりました。
その後やってみた1歳児さんも、ちゃんとお友だちを当てることが
出来ました。
子どもは私たちが思っているよりも、もっともっと色々なことが
わかっているんですよね。
子どもってすごい、と改めて感じました。
当てた子も、当ててもらった子もニコニコ笑顔になって
この日はおしまい。
「もっとやりたい」という子どもたちの声に応えて、しばらく
楽しんでいきたいと思います。
大城