遠州の空っ風に乗って保育室にも”寒太郎”がやってきました。
”寒太郎”とは、歌にある「北風小僧の寒太郎」のことで、冬本番になると現れる風の子です。
朝からぐっと冷え込んだ日の風景は別世界のようでした。

いつものお散歩道や隣の公園内が雪で真っ白になっています。
子どもたちもすぐに気付いて「白くなってるね」「雪なのかなぁ?」「あれ?触ったら水になっちゃった」と
保育室では珍しい雪に歓声をあげています。「寒太郎が来たから?」と聞いてくるお友だちも増えました。
そんな保育室では寒いと必ず行く場所があります。亀井戸のお宮です。
山肌から染み出る水で”つらら”ができるポイントがあるのです。
「あるかなぁ?」「葉っぱでよく見えないよ」
前かがみになってゆっくり覗いてみると、キラキラ光るものが見えます。
「あったー!つららがあるよ」 透き通っていて輝いているつららが予想通りできていました。
自然と手が伸びて”つらら”をポキッと折りみんなにみせてくれたHちゃん。


冷たいのも忘れて「きれいね ほら!」とにっこりです。寒い中でもお散歩に出掛けるからこそできる体験ですね。
あまりにも寒太郎が暴れる日には、散歩は縮小して玄関先に水を汲んでおいて氷ができているのを楽しむこともあります。


この日もとても寒くて、バケツの形に添って丸く凍った氷を不思議がる子、はじめてみる氷に持つのも怖がる子、
氷を早く触りたくて我先にと身を乗り出す子、いろいろな様子がみられます。
お友だちが楽しそうに触っているから「自分もやってみよう」と思えるのも保育室の良さですね。
こうした体験をもっともっと増やして冬を満喫していこうと思っています。
森下

