5月も下旬の保育室。
室内の壁にできた池のまわりには、かえるに変身した子どもたちが集まりました。
今にも、にぎやかな鳴き声が聞こえてきそう!!
ある一日の様子です。
みんなでうたう歌は♪「いっぴきのかえる」と♪「かえるの合唱」
体操は♪「かえるのみどりちゃん」、絵本は『かえってきたカエル』
まさに、かえるづくしの朝のひとときです。
その後…大好きな散歩コースの一つ、田んぼへ出かけました。
田植えが終わったばかりの田んぼ。
風に揺れる小さな稲のまわりを泳ぐおたまじゃくしをとろうと、あぜ道にしゃがみ込む子、
かえるマンション(水の入っていない田んぼに複数空いた穴)を覗く子、
ピョンピョン逃げ回るかえるを必死に追いかけつかまえる子、
土手を上ったり下りたりする子・・・。
あぜ道の先にある土手の上から、それぞれに遊び楽しむ姿を見ていた私は
そこに響く子どもたちの声を聞きながら、のどかな風景にしばし癒されました。
たくさん遊んだ帰り道にもお楽しみが・・・。
野いちごの見つけっこです。
視線の低い子どもたちは私たち大人より見つけるのが上手!!
「あった!」と指をさして教えてくれるRくん、
自分で藪をかき分け、野いちごに手を伸ばすYちゃん。
自然いっぱいの中で食べる真っ赤な野いちごは、甘ずっぱくて懐かしい味がします。
こんな経験ができる環境が、これからもずっと残っていきますように・・・。
そう願いながら、子どもたちと手をつなぎ保育室に帰りました。
鈴木(明)