風車の保育室では毎年いろいろな漬物を作っています。
5月にはらっきょうを
6月には梅干しを
7月にはぬか床を仕込みました。
一口に漬物といっても作り方は様々です。
梅干しやらっきょう漬けは
浸透圧の性質を利用して作る漬物です。
ぬか漬けはぬか床を乳酸菌を発酵させてつくる漬物です。
作り方に違いはあれど
どの漬物も美味しく食べられるようになるには時間が掛かります。
仕込んでから1か月後
梅雨明けに梅をお日様の下で干しました。
梅を染めるために使用する赤紫蘇は保育室の畑で育てたもの。
その赤紫蘇は「ゆかり」になりました。
毎日かき混ぜて育てたぬか床は
仕込みから3週間後に熟成完了。
こうして完成した漬物は
朝のおやつ、昼食、午後のおやつに毎日登場しています。
暑い日が続く毎日ですが
漬物からの塩分補給は子どもたちの熱中症対策に一役かっています。
先人たちの知恵を借り、それらを普段の生活に活用しながら
今年も元気いっぱいな夏を過ごしていきたいものです。
鈴木(里)