干す

1月とは思えないくらい暖かい日が続く中

ここ数日、やっと冷たい風を感じられるようになりました。

恒例の干し物がやっと作れそうです。

毎年寒くなると作る、干し芋と切り干し大根。

これを作るには、寒い冷たい風が欠かせません。

暖かいと、あっという間にカビが生えてしまいます。

この冬は、なかなか作るチャンスがないままでしたが

遠州ならではのからっ風も吹いて

おいしい干し物が出来そうです。

 

まずは干し芋づくり。

釜戸でお芋を茹でます。

釜戸でのお料理作りを、何度もやってきた子どもたち。

お手伝いは手慣れたもの。

火つけの葉っぱを持ってきたり、お芋を運んだり。

自分たちでせっせとお手伝いをしてくれます。

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そして、熱々に茹で上がったお芋の皮をむき

丁度いい大きさに切っていきます。

子どもたちは、切りたてのお芋をつまみ食い。

このつまみ食いが、なんともおいしいんですよね。

 

今度は切り干し作り。

保育室の畑へ行って、大根を抜きます。

”よいしょ、よいしょ”と掛け声をかけて。

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抜けた大根は、大きいものもあり、小さいものもあり

へんてこな形の物もあり・・・。

でも、味はみずみずしくて、とっても美味しいんです。

採れた大根を洗うのは、子どもたちの仕事です。

冷たい水でもへっちゃらで、きれいに洗ってくれます。

そして、その大根を短冊状に切っていきます。

その様子をじっと見る子どもたち。

実はこれ、味見するのを待っているんです。

採りたて、切りたての大根は、甘みがあって

味付け無しでもとっても美味しいんです。

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最後は、お芋と大根を日の当たる風当たりのいい場所に干します。

子どもたちと一緒に作った干し物たち。

お日様の光を浴び、冷たい風を受け

ますます甘く美味しくなっていくでしょう。

後は、自然の力に任せて

出来上がりを楽しみに待ちたいと思います。

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大城