満開だった桜が散り、木々の新緑が気持ちよく感じられるようになりました。
ポカポカ陽気の中、たんぽぽを見つけたり、てんとう虫を探したり・・・。
春は、植物も、生き物も、元気になる季節です。
そして、この季節になると、いつもみんなで摘みに行くものがあるんです。
それは”わらび”です。
いつもの散歩先にある、秘密の空き地。
そこは春になると、わらびがたくさん出るんです。
少し前から、”出てるかな?”と楽しみに覗いていました。
でも・・・・。
”まだ出てないねえ・・・”
毎回がっかりして帰っていました。
そして先日、久しぶりに覗いてみると・・・
”出てる~!!!”
地面から、ニョキニョキ顔を出しているわらびの姿が。
早速、空き地に入ってわらびを摘みます。
大人が草を掻き分けて入っていくと、子どもも後をついてきます。
そして、大人が摘んでいるのを見て、見よう見まねでわらびを探します。
最初は、”これ、わらび?”と聞きながら探していたのですが
しばらくたつと、自分達で見つけられるようになってきました。
黙々とわらび摘みに集中する子どもたち。
保育室へ帰る頃には、袋の中はわらびでいっぱいです。
大人に負けないくらい山盛りです。
”ママのお土産にする!”
”保育室でお料理してもらう!”
と嬉しそう。
わらびの入った袋を大事に抱えて保育室に帰りました。
そして次の日。
昼食で作ってもらったのは、わらびのたっぷり入ったわらびご飯です。
出来立てホカホカ。
とっても美味しそうです。
子どもたちは、大きな口でパクリ。
満足そうな笑顔を見せてくれました。
自分達で採ってきたものは、美味しさも格別なんですよね。
みんなペロリと完食です。
春ならではの味。
また、みんなで見つけに行きたいと思います。
大城