「じぃじ~!」
「じぃじ」とは、元気の木保育室の園庭のお手入れやお掃除をして下さるシルバーさんのことです。
園庭でも保育室からでも、じぃじの姿が見えると、子どもたちは大きな声で叫んで手を振ります。
お掃除やお手入れだけでなく、夏にはセミや、セミの抜け殻を子どもたちに持って来てくださったり、秋にはたくさんの落ち葉を集めてくださったり・・・
いつも子ども達のことを考えてくださるので、みんなはじぃじのことが大好きです。
ある日、園庭に出てみると・・・
大きなハート♡が!
「可愛い~!」
子どもたちは大喜び!じぃじがお掃除の時にハートの形を作ってくれたようです。これには、保育士たちも大興奮!
「じぃじ!ありがとう!」と早速お礼を言って、「次はうさぎさんがいいな♡」とおねだりする子どもたち・・・
「うさぎさんか~、むずかしいなぁ」とじぃじ。
でも、次の日園庭に出てみると・・・
何と!うさぎさんが! 「やったー!」
しかも、砂場にも、ねことうさぎの絵が!黙々と描いてくださる後ろ姿に愛を感じます♡
子どもたちの喜ぶことを考えてくださるじぃじの温かいお心に、私たちも大切なものを教わった気がしました。
そんなみんなの大好きなじぃじが、3月までお休みに入られるということで、みんなでプレゼントを作り、「ありがとうの会」にご招待することにしました。
子ども達の可愛い手形をリースの形に貼り、幼児に文字をなぞってもらい、みんなでシール貼りをしてお手紙を作りました。
「じぃじ喜んでくれるかなぁ~」
そして、「ありがとうの会」当日。
じぃじに「いつもありがとう!」と伝え、プレゼントをお渡ししました。
「わ~嬉しいなぁ」と目を細めて喜んでくださいました。
最後に、手作りマラカスで「おもちゃのチャチャチャ」の歌をプレゼント。
じぃじたちも一緒に歌ってくださいました♫
お返しにじぃじからは、オリーブの葉で作ったリースのプレゼントをいただきました。
温かい心遣いに改めて感謝の気持ちで一杯になりました。
元気の木保育室にとって、無くてはならない存在のじぃじ。
しばらく会えなくて寂しくなってしまいますが、寒い冬の間も元気に過ごせるように、いっぱい食べて、いっぱい遊んで待っていますね。
春にお会いしたときには、「大きくなったなぁ!」と言ってもらえるかな? お会いできる日を楽しみにしています!
井口