保育室では、朝活動の中で楽器遊びを楽しんでいます。
「この音、何の楽器かな?」と言いながら
音を鳴らして一つずつ楽器を見せていくと
興味津々の様子で、耳を澄ませジッと見て集中する子どもたち。
日頃から慣れ親しんでいるカスタネットや鈴だけでなく
タンバリン、マラカス、木琴なども用意しました。
並べられた楽器の中から自分がやってみたいものを
順番に選ぶのですが、お気に入りを見つけ毎回同じものを選ぶ子や、
音の違いを確かめるように毎回違うものを選ぶ子など
それぞれの姿が見られました。
楽器を持ったらいよいよ演奏開始!!
曲は子どもたちが大好きでいつもうたっている
「かえるの合唱」と「ありさんのおはなし」です。
ピアノの音が聞こえてくると楽器を上下に振ったり叩いたり・・・。
子どもたちの演奏を聞きながら思いました・・・
感じたまま自由に鳴らしているからこそ、いつも同じ楽器を
用意しているのに違った音に聞こえ、その音色が重なることで
素敵な合奏になるのだと。
みんなで一緒に1つの曲を演奏することを楽しんでる表情が
とても生き生きして見えました。
そして、子どもたちの感性に触れ感動した私たち大人からは
思わず大きな拍手がおこります。
演奏が終わったあと、楽器をそっとやさしく片付ける姿からも
十分満足できた様子が伝わってきました。
これからも、自由に表現する楽しさを感じられるような活動を
考えていこうと思います。
鈴木(明)