ロック・フィールド静岡ファクトリーには、子どもたちが楽しめる
とってもいいところが、たくさんあります。
回廊横の芝生の広場は、かくれんぼをするのにぴったりの場所です。
たくさんの大きな木が、上手にみんなを隠してくれます。
柿園では大きな柿が色づき始め、それを味わうのも楽しみの一つです。
ビオトープにはメダカが泳ぎ、水辺には色々な草花が咲いています。
そして、そのビオトープの裏には、今の季節に楽しめる
とってもいい場所があります。
その場所に行くと、地面いっぱいにいいものが落ちているんです。
どんぐりです。
長細いどんぐり、丸いどんぐり、色々な物が落ちているのですが
子どもたちの一番のお目当ては、大きい大きいどんぐりです。
クヌギというどんぐりなのですが、よく見かける普通の物の
三倍くらいの大きさがあるんです。
このどんぐりを見つけると、大人も子どももテンションが上がります。
拾わずにはいられません。
「あった~!!」
としゃがみ込み、あとは黙々と拾い続けます。
なかなかお目にかかれない、珍しいどんぐりが地面いっぱいに
落ちているんです。
楽しくないはずがありません。
気が付くと、子どもたちのいいものバッグはパンパンです。
たくさん拾って満足した後は、重くなったいいものバッグを
首から下げて保育室に帰ります。
歩くたびに、どんぐりがコロコロこぼれ落ちるのも
ほほえましく感じます。
お迎えにきたお母さんたちも、どんぐりのあまりの大きさに
びっくりしながら、喜んで持って帰ってくれました。
お家に帰ってから、あのどんぐりを見ながら、今日あった出来事を
たくさんお話できると嬉しいなと思います。
これからも、いいところにいっぱい行って
秋の楽しみをいっぱい経験したいと思います。
大城