レインコートを着て、長靴を履いて、傘を持って・・・準備はOK!
「行ってきまーす!」 雨の日のお散歩に出発です。
園庭に出るとすぐに傘に当たる雨音に気づき、じっと傘を見上げます。
「ポツポツっていってる!なんかダンスしてるみたい!」
会社のスロープから水がポタポタと落ちている場所を発見しました!
その下へ行くと「バタバタバタバタ」と大きな音が鳴るのが楽しくて、何度も傘を出したり引っ込めたりしながら音の違いを感じていました。
会社の受付室に行く途中にも雨水がたくさん落ちてくる場所があります。
最初はそこでも雨音を楽しんでいましたが、傘を逆さまにして中に水を溜め始め・・・
溜まった水の中に手を入れて「気持ちいい~」
子どもの発想って面白いですね!
また別の雨の日には、テラスに金ダライを置いておくと、ポンポンポンと音が鳴っていることに気付き・・・
他にも雨のしずくが滴り落ちてくる場所を見つけてバケツや缶を置き始めました。
そして、テラスだけでは物足りなくなったのか、「お散歩行く!」と準備を始めました。
この日は、バケツやタライを持って、前に行った場所に行き、雨水を黙々と溜めていました。
散歩の帰りに会社の受付に行くと、栽培しているイチゴやキュウリ、アジサイのお花をいただき、大満足で保育室まで帰ってきました。
子どもたちが雨の中で、どのような行動をし、何を見つけるのかな?と、少し後ろから危険のないようにだけ見守ることで、感じたことや発見したことを存分に楽しんでいる姿や表情を見ることができました。
このような子どもたちの心が動き、感性が培われる経験をこれからも大切にしていきたいと思います。
子どもたちと一緒だとこれから迎える梅雨の時期もきっと楽しくなるような気がします♫
井口