12月に入ってようやく気候が冬らしくなりました。
広い保育室にクリスマスツリーが登場し、一気にクリスマスの雰囲気となり
子どもたちとの会話にも「サンタさん」「プレゼント」といった言葉があちらこちらから聞こえてきます。
幼いながらも”クリスマス”と聞くとワクワクしてくるようで、ツリーはもちろんのこと、お部屋の飾りつけも、
一人一人のクリスマスの製作もとっても楽しそうに取り組んでいました。
そんなある日、朝のひとときに赤いベストを着て「ジングルベル」のダンスをご機嫌に踊り終わったら、
ピンポーンと玄関チャイムが鳴りました。
いつも来る業者の人かな?と思い「はーい!」とインターホン越しにスタッフが確認すると、どうしたことでしょう。
誰もモニターに映っていません。子どもたちも一緒に確認するものの何度見てもだーれもいません。
「あれあれ?おかしいな。見に行ってみよう!」スタッフと子どもたちで玄関へ見に行ってみるとやっぱり玄関には誰もいません。
おかしいねとキョロキョロと辺りを見回すと、赤いリボンのついた大きな袋が置いてあることに子どもたちが気づきます。
「なんか置いてあるね」「おっきな袋だなぁ」「もしかして、サンタさん?」「サンタさんがプレゼントを
持って来てくれたんじゃない?」と言い始め、「誰もいないし、この大きな袋をお部屋の中に運ぼう」と
スタッフと子どもたちでわっしょいわっしょいと運び入れました。
お部屋の真ん中でこの大きな包みを開けてみると、、、
「わー!やっぱりサンタさんだ。サンタさんがプレゼントを持ってきたんだ」とどの子も大喜び。
大きな袋から出てきたのは大型ブロックとおままごとセットでした。
さっそく箱から出して手に取ってみます。たくさん入っているので仲良く手に取ることが出来ます。
いつも無口なR君も鼻歌を歌いながらブロックを組み合わせていました。
本当のクリスマスまでにはまだ日がありますが、あわてんぼうのサンタクロースが保育室にやって来たお陰で
新しいおもちゃを使って遊べます。「サンタさん、ありがとう!」「僕のお家にも来てね~」とお礼や希望を
口々に言いながら次の日も赤いベストを着て「ジングルベル」を踊るかわいい子どもたちでした。
保育室にはあわてんぼうなサンタさんが来ましたが、いよいよ明日はクリスマス。
子どもたちの枕元にも素敵なプレゼントが届くといいね。
森下