少しずつ暑さがやわらぎ、秋の気配が感じられるようになってきました。
園庭を元気に飛び回るトンボがたくさん見られるようになったので、トンボの制作をすることにしました♪
まずは、好きな羽根の色を選んで、ペンで自由に描いて模様をつけました。
「ペンを使うのは楽しいな~」
「ぼくは赤の画用紙に赤のペンで!」
シール貼りもしました。指先を使って上手に貼ったり、同じ色を並べて貼ったり・・・。とても集中していますね。
目は、自分たちで選んだカラーセロハンを貼ってもらって完成しました!
覗いてみると・・・
「あれ?なんか、いつもと色が違うぞ・・・」「おもしろいな~」
「目にもシールを貼って・・・色もつけよう!」
「とんぼのめがねは みずいろめがね~♪」
歌に合わせて、自分の作ったトンボを楽しそうに動かしていました。
朝、登園してくると、窓に飾ったトンボに太陽の光が当たり、保育室の床に映っているのを見て「!」「?」
「トンボ!?」と気づき、触ってみようとしたり、ジャンプしてみたり・・・
でも、しばらくして太陽が陰ると・・・「あれ、いなくなった!?」
不思議そうに、キョロキョロしていましたよ。
涼しくなった朝の園庭へトンボを見に行きました。もちろん自分たちで作ったトンボも持っていきました。
「トンボいたー!」「(自分で作ったのと)一緒だね!」
保育士が捕まえると、飼育ケースの中のトンボを興味津々に眺めたり、羽根を持ってじっと観察したりする子どももいました。
大人でも捕まえるのがなかなか難しいトンボ・・・
「捕まえたー!!」と言う子どもの声に振り向くと・・・自分の作ったトンボを虫網の中に入れていました(笑)
空を見上げると、きれいな雲が広がり、少し秋を感じた1日でした。
夏から秋への季節の変化を、子どもたちと一緒に五感をフルに使って感じながら、過ごしていきたいと思います。
定久