三月といってもまだまだ寒い頃、
じゃが芋の種芋を子どもたちに手伝ってもらいながら畑に植えました。
こんもりと盛り土をし、そこに穴をあけてからメークイン、
男爵の種芋を入れて土をやさしくかけます。
それからというもの、散歩の行き帰りに子どもたちと畑を通るたび
「おおきくなあれ」「おいしくなあれ」と大事に大事にしてきました。
そんなある日、葉っぱもでてきて大きくなったじゃが芋を見て
子どもたちが「あ!てんとう虫」「いたねー」とお話していると
「こっちにもてんとう虫!」と気が付く子どもたち。
近くに行ってよ~く見てみると・・・
てんとう虫だと思ったムシは、テントウムシダマシという
てんとう虫のそっくりさん(悪い虫)でした。
さあ、大変!てんとう虫のそっくりさんが葉っぱを食べています。
しかも緑の葉っぱが病気にかかっているようで所々黒くなっています。
そこで急いで収穫することにしました。
黒くなった葉っぱを採って 「うんとこしょどっこいしょ」「わぁー!」
「葉っぱにお芋がついてる」「あったー!」お芋を土の中から探しだし収穫です。
葉っぱは病気になっていたけれど、土の中のお芋は無事で
たくさんお芋ができていたのでみんなで一安心しました。
が、今回のようにきれいにできなくてもいいのです。
身近な野菜が畑から出来てきて食卓に並ぶという経験を
これからも子ども達と一緒に楽しみながらしていきたいと思っています。
じゃが芋の収穫は終わりましたが保育室の畑では、これから夏野菜が楽しめます。
子どもたちと生長を見守っていきたいと思います。
中安