1年で一番昼が短く、夜が長い冬至の日。
保育室では一日早く、12月21日に冬至の活動を行いました。
まずはゆずに触れ、匂いをかいでみたり、皮をむいてみたりしました。
「いいにおいがするね」「みかんみたいー!」など、ゆずに触れながら
楽しい会話が弾みます。
「みかんみたいに皮をむいてみたい!」という子どものつぶやきから、
皆で皮をむいて中身を見てみることに。
中から黄色い果肉が出てきたのを見て「みかんの色とちがうねー」と、
子どもたちにとってはちょっと意外だったようです。
さらにゆずを搾って、スプーンに一さじずつ味わってみました。
あまりの酸っぱさに口をとがらせる子どもや、思わず笑い出してしまう子ども、
そんな様子を見て怖気づいてしまう子どもなど・・・。
ゆずの搾り汁は、見た目とは違った驚きの味だったようです。
戸外遊びから戻った後には、“ゆずの手湯”で冷えた体を温めました。
寒さが厳しくなるこの時期、ゆずを浮かべた“ゆず湯”に入ると
一年間風邪をひかずに元気に過ごせるといわれています。
桶に浮かべたゆず湯の中に、興味津々で手を入れようとする0,1歳児。
ゆずのいい香りで、みんなにこにこ笑顔に!
温かいゆずの手湯で、心も体もぽかぽかになりました。
冬至の日には、“ん”のつくものを食べると運気を呼び込むとされています。
給食もこの日は冬至の特別メニューで、ナンキン(カボチャ)の煮物と、
ゆずジャムをたっぷりぬったパンが登場し、みんな大喜びで食べていました。
ゆず湯でぽかぽか温まり、冬至ならではの食事でお腹も満たされ、
新しい年も元気いっぱいに過ごせそうです!
田口