またまたぽんたからのおくりもの

先日…みんなの広場で作った焼き芋を、ぽんたにも食べてほしくて

じどうはんばいきに入れた数日後のことです。

朝のひととき・・・突然ドンドンドンと入り口の戸をノックする音が。

「誰かな?」と開けてみると、人影はなく茶色い紙袋だけが置いてありました。

袋の中身は芋けんぴ。

”やきいもおいしかったよ。ありがとう。”と、またまたぽんたからのお礼でした。

「ぽんたがきてくれたんだ!」と、子どもたちは大喜び!!

早速、朝のおやつにおいしくいただきました。

もっとぽんたに喜んでもらおうと、散歩に出かけては・・・

「このはっぱきれいだね。」「みてみて!こっちにもあるよ。」

「ぽんたにあげる。」「ぽんた、どっかで見てるかな⁈」

「次はぽんたに会えるといいね。」

こんな会話をしながら赤や黄色の葉っぱを拾って帰ると…

じどうはんばいきの前に行き、そっと入れる姿が見られました。

じどうはんばいき

会ったことがなくても…子どもたちにとって、ぽんたはとても身近な存在になっていったようです。

後日…再びドンドンドンとノックする音に「あっ!ぽんただ!!」とすぐに反応した子どもたち。

戸を開けてみると・・・そこには、手紙と一緒にたい焼き器が。

それに、エントランスには泥のついた足跡がたくさんついていました。

足跡

「雨の中届けにきてくれたんだね。誰の足跡だろう?」

「ぽんただよ。」「はっぱいっぱいおちてる」などの声がエントランスに響く中、

興味津々の様子で…足跡を一つ一つたどっていたAくん、Hちゃん。

手紙を開けて読んでみると、

”みんながひろってくれたはっぱでいろんなものにへんしんするれんしゅうできたよ。

ありがとう・・・”と

またまたまた・・・ぽんたからのお礼でした。

すぐに、子どもたちの目の前でカスタードクリーム(厨房スタッフ手作り)入りの

たい焼きを作り、できたてをおやつにいただきました。

たい焼き見てる たい焼き

子どもたちはぽんたを、ぽんたは子どもたちを・・・。

それぞれが相手を喜ばせようと、気持ちを贈り合い交流が深まっていきました。

それから…パタリとぽんたは現れなくなりました。

そろそろ冬ごもりしたのかな⁈

今年もいっぱい楽しませてくれてありがとう!!

来年もまた・・紅葉の時期になったら遊びにきてね。

鈴木(明)