「粘土した~い」
「よし、じゃあ今日は粘土をつくってみようか?」
「???」
日頃から子どもたちの大好きな粘土遊び。今回は小麦粉を使って自分たちで粘土を作ってみましたよ。
まず小麦粉と塩をそれぞれの容器に入れて触ってみることに…
「フワフワしてる!」「パンケーキみたいな匂いがしてる!」
そこにお水をいれていくと…
「うわぁ~」「気持ちいい~!」とみんな嬉しそうにネバネバ、ドロドロの感触を楽しんでいました。
しっかりこねるとだんだんまとまってきます。
そこでサラダ油を投入。すると手に付いていたものがつるつると落ちていきます。これで完成です!
完成したあとはちぎったり丸めたり、保育士が用意した色付き粘土と混ぜ合わせたりして楽しんでいました。
「いらっしゃいませ~!ケーキはいかがですか?」
1歳児たちも完成した粘土であそびましたよ!
パン屋さんみたいでしょ?
指先を細かく使い、いろいろな感触を経験することは脳の発達にとても大切です。
今回は身近な小麦粉という食材を使い触ったり匂いを嗅いだり、水を加えた後の変化を知るという意味で食育の一環にもなっています。
また子どもの働きかけで、自由に形が変化する粘土は自発的行動を促し創造性を高めます。
造形活動を通して自然と集中力も身に付きます。この日もかなりの長時間集中して遊びましたよ。
いろいろな効果のある小麦粉粘土ですが、とにかく触り心地が気持ちよくリラックス効果抜群。子どもだけでなく大人も癒されること間違いなし!ご家庭にある材料で簡単にできますので、梅雨時期、外遊びができないときに親子で楽しんでみてはいかがでしょうか?
井口