ミニダイコンと小カブの収穫&食育

毎日、子どもたちが水やりをしてくれたミニダイコンと小カブの葉っぱが大きく育ち、収獲の時期を迎えました。

大きくなった葉っぱの下にダイコンやカブができていることが見えにくいようだったので、「葉っぱをめくってごらん」と言うと、白く見えたダイコンとカブ。

「おぉ~!」「ダイコン見えた!」と大喜びです。

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小さな子どもたちの力でもスポーンと抜けるので、みんな次々に収獲していました。

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収獲したら、タライに入れて、水洗いをしに行きます。

「持って行くよー! 重たいけど頑張る・・・」 えっさ!ほいさ!

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葉っぱを切り取ってもらい、水で洗うお手伝いをしてくれました。

「ぴかぴか~!」

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「白くなったね!」

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きれいに洗ったら、保育士に、「おいしくしてください!お願いします!」と持って行きました。

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レンジで加熱してもらい、早速食べてみると・・・

「ちょっと苦い…」

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でも、最初は、口にしなかった子どもも、「さっき採ったダイコンだよ」と見せると、ハッと思いだしたのか、たくさん食べ始めました。

収獲したてのお野菜はなんでこんなに美味しいのでしょうね! 子どもたちの食べる意欲にもつながります。

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葉っぱもたくさん採れたので炒めて食べ、食べきれない分は、お母さんにお土産で持って帰ってもらいました。

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続いて、食育の様子をご紹介します。まず、小さな可愛いダイコンとカブを触ってみました。

「ダイコンの匂いするー!」と周りの友達や保育士に持って行き、匂いをかいでもらっていました。

小さいのにしっかり匂いがあって驚いたようです! 自分の発見は、みんなに共有したくなりますよね!

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カブをスライスしたものと、静岡の風車の丘保育室から頂いたゆかりをチャック付き袋に入れて和え物にしました。

子どもたちに、「モミモミしてね」と伝えると、押したり、優しくさすったりしていました。

「おいしくなぁれ!」

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味をなじませている間に、ダイコンでピザを作りました。

ダイコンを生地代わりにして、しょうゆとマヨネーズを混ぜたものをソースにし、トッピングのチーズとダイコンの葉は、自分たちで乗せました。

とても真剣な表情でトッピングしています。

「自分で作るのは楽しいなぁ♪」

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トッピングが終わり、オーブンで焼いている間に、子どもたちが和えた“カブのゆかり和え”や、保育士が作った“ダイコンの皮きんぴら”も食べました。

「おいしい!」 「おかわりもあるかな~?」

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オーブンで焼いていたダイコンピザも出来上がり~!!

「見て~(ダイコンのお陰で)お肌ツルツルになったよ!」

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普段、野菜が苦手な子どもも、自分で作ったりアレンジしたりすることで「食べられた!」と自信がついたようです。

そして、おいしいものは、誰かと共有したい! 自分のものを残して「お母さんにあげる!」と優しい子どもの姿もありました。

元気の木菜園では、まだまだ、にんじん、白菜、カリフラワー、ほうれん草などが、すくすくと育っています。

これからの時期、寒さから体を守るために旬の野菜をたっぷり摂って、冬に備えていきたいと思います。

 

定久