「みんなの広場」にある大きなけやきの木。
夏には、枝いっぱいに広がった葉が木陰を作ってくれるので・・・
この下で、泥んこ遊び・流しそうめん・スイカのおやつなどを楽しむことができます。
そして、秋から冬に向かう今の時期には…
そのいっぱいの葉を落としてくれるので、この落ち葉を集めてたき火をしながら
焼き芋を楽しむことができます。
11月25日・・・この日は風もなく穏やかな絶好の’’焼き芋日和’’となりました。
広場の真ん中に落ち葉の山を作ると、
散歩の道中で拾ってきた杉の葉や松ぼっくりを使って着火!!
煙が出てきて炎があがると、そこにアルミホイルで包んださつま芋を投げ入れます。
「おいも投げたい子?」という声かけに
「やりたい!」と手を挙げて前に出てくる子、スタッフと一緒に投げる子、
おそるおそる投げるので随分手前に落ちてしまう子、後ずさりしてしまう子…
それぞれの姿が見られました。
焼き芋ができるまで、子どもたちはたき火のそばで煙たさを感じながら
思い思いに遊んで過ごします。
「焼き芋できたよ~」という声を聞き、
たき火の周りのベンチに全員集合!!
青空の下、できたてをフーフーしながら頬ばる焼き芋の味は格別です。
「おいしい!」・・・そんな声が自然と聞かれました。
昔から、火は暖をとったり調理をするために欠かせないもの。
そして、その調理には時間も手間もかかることを、この体験を通して感じてくれたらいいな。
また、楽しい思い出の一つとして子どもたちの記憶に残ってくれたらいいな。
たき火の火が小さくなっていく様子を見ながら、そんなふうに思いました。
鈴木(明)