冬至と大掃除

1222日は冬至でした。

冬至とは二十四節気の1つで一年で夜が最も長く、昼が短い日です。

冬至の日には、かぼちゃを食べて栄養をつけ、身体を温める柚子湯に入って、無病息災を願うという風習があります。

 柚子湯に入ると、一年間風邪をひかないことや、お肌がツルツルになることを子どもたちに話し、保育室でも柚子湯をすることにしました。

 ユズを子どもたちに渡すと・・・

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「うわっ!いいにおい!」「みかんみたい!」 とクンクンと匂いを嗅いでいました。

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「食べたくなってくる~」と言うので少し味見をしてみました。

果汁をスプーンでペロリ…

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「すっぱーい」と驚いた表情を見せていました。

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バケツにぬるま湯とユズを入れそ~っと足を入れてみると…

「あったかーい!」

部屋中ユズの良い香りが広がります。

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「いい匂い~。癒しの時間やわ~」と大人のような感想を言う子どももいました。

給食は冬至メニューで、カボチャのそぼろ煮や鰆の柚子みそたれが出ました。

朝の会で、「“ん(運)”のつく食べ物を食べるといいことが起こるんだよ」と、話をしていたので、にんじんもあるよ!」とお汁のなかのにんじんを見つけて教えてくれる子どももいました

「いっぱい食べて元気になるぞ!」

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 冬至の日に、旬の食べ物を食べて栄養をつけたり、柚子湯に入って、身体も心もぽかぽかに温まった子どもたち。きっと寒い冬を元気に乗りきることができると思います。

ちなみに、柚子湯の後の皮は、保冷材の中身と混ぜて芳香剤にして玄関に置きました。

また、畑に撒くと良い土になるということで乾燥させていましたが、とても良い匂いなのでポプリにできるかな?と思っています。

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種は「植えたい!」という子どもの希望で、植えてみました。小さなSDGsです!

「芽出てくるかな~」

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 そして、保育室では今年最後の登園日に恒例の大掃除をしました。

一年間使った机や、椅子などを感謝の気持ちを込めてきれいにしようねと話をすると「OK!」と張り切る子どもたち。

雑巾を持って、一生懸命拭き掃除をしてくれました。

「ふきふき~」「ピカピカにするぞ~!」

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「床もきれいにするぞ~!よーいドン!」

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雑巾だって上手に絞れます!

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 保育室をきれいにお掃除した後は、新しい年を迎えるための準備です。

みんなを守ってくれる神様が気持ち良く新年を迎えられるようにと、しめ飾りと鏡餅を飾ります。

「落とさないように・・・」

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「神様をお迎えする準備だよ」

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「神様きてくれるかな~」

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これで新年を迎える準備は、ばっちりです。

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 これからも、このような日本古来からの伝統的な習慣に触れる経験を大切にしていきたいと思います。

年末年始のお休み中は、お家の方と一緒に楽しい時間を過ごし、また新年に元気なお顔を見せてくれることを楽しみにしています。

最後になりましたが、本年も大変お世話になりありがとうございました。

引き続き、子どもたちの笑顔がたくさん見られるような保育を行っていきたいと思います。

2023年も、どうぞよろしくお願いいたします。

井口