1月11日、保育室で鏡開きをしました。
年末に大掃除をした後に、みんなで飾った鏡餅。
「お正月の間にしめ縄を飾っている保育室の扉から神様が入ってきて、鏡餅に宿ってくれたんだよ」と子どもたちに伝えると、真剣な表情で保育士の話を聞いていました。
その神様の力を授かって一年間元気に過ごせるよう、鏡餅を割ってそのお餅をいただくことも伝えました。
刃物は使わず、木槌で叩いて割ることも伝え、みんなでやってみようと声を掛けると「うん!」と元気な返事。
少しドキドキするのか、とても優しく「コンコンコン」と叩いていました。
「一人じゃドキドキする・・・」と、友だちや先生と一緒に叩いた子どももいました。
「これで1年間元気に過ごせるね!」と言うと、聞こえてきたのは4歳児の「神様!ありがとう!」という言葉。
この言葉に、ハッとし、いろいろな場面で、「元気に過ごせますように」とお願いばかりしていたことに気付かされました。
「本当やね~お願いばかりしてたらあかんね~。ちゃんとお礼を言わなきゃね!」と、みんなで改めて「いつもありがとう。今年も元気に過ごせますように」とお礼を言いました。
お餅は持ち帰っていただき、各ご家庭それぞれに無病息災を願って食べていただきました。
お正月、人日の節句、鏡開きと年始の行事を経験した子どもたち。
今よりもっともっとパワーアップして過ごしてくれることと思います。
井口