今年の桜は長い間私たちを楽しませてくれましたね。
風車の丘保育室の周りも”圧巻”と言い切れるくらいの見事な桜が咲きました。


そんな満開の桜が散り始め、新緑がまぶしい季節となりました。
風車の丘保育室の子どもたちは自然に囲まれた環境で毎日元気に遊んでいます。


春は色々なものが芽吹く季節ですね。
つくしやたんぽぽを摘んだり、ダンゴ虫やてんとう虫の卵を探したりと大忙しです。
「あ!アリさんがいるよ」と聞けば、我先にと顔を近づけてじっくり観察しています。

毎日散歩へ出かけるものの、案外子どもたちはこうした小さな生き物が大好きです。
虫を見つけた途端、その場にしゃがみ込みじっくりと見入る子どもたちの瞳はきらきらと輝いています。
他に目的地があったとしても予定を変更して存分に虫を眺めるのもいいものですね。
身近な虫たちをよく観察することで絵本に登場する虫たちにも目がいくようになります。



「この虫はゆっくり歩くよね」「チョンって触ると丸くなっちゃうんだよ」など
自分が目で見たことや実際に触ってみた経験がこうして繋がっていくのですね。


保育室のお散歩コースにはわくわくするものがいっぱいです。
街路樹には花の蕾が膨らんだつつじや新芽が出たばかりの柿の木があり、
散歩先に群生する野草もとってもきれいなのです。
そんな花の蜜を味わいたくてちょうちょもたくさん飛んできます。
「待って~ちょうちょさ~ん」と追いかけるのも楽しい一コマです。
春がやってきたことで子どもたちの活動もますます楽しいものになっています。
寒暖差の激しい日々ではありますが、日差しの厳しい日には水分補給も忘れずに
木陰で涼みながら春を満喫している子どもたちです。

森下