ある雨の日。
0,1歳児はトンネルやフープから「ばあ~!」と可愛いお顔を覗かせたり、
反対側で友だちが出てくるのをわくわくしながら待ち受けていました。
ボール遊びでは、自分のお顔よりも大きなものを抱えて得意気なお顔を見せたり、
転がるボールを「まて、まて~」と追い掛ける姿も・・!
やっと捕まえても、何度も転がるボールを夢中になって追い掛けていましたよ。
そして、一番人気なのは・・大きな大きなトンネル!
頭がぶつからない様にそっと入口を入るとハイハイの姿勢でくぐり抜けます。
途中、外から保育士に名前を呼ばれるとシースルーのトンネル越しから
嬉しそうに手を振って応えてくれました。
2,3歳児は屋根のあるテラスで遊びました。
まずは、かけっこ。
「よ~いどん!」の掛け声で走り、壁にタッチした後、満面の笑みでゴール!
思いきり体を動かし、「次は僕が一番!」と何度も走っていました。
また、水筆を使って石ころや床にお絵かき。
顔を描いたり、石ころをままごと遊びに取り入れたり、思い思いの遊びを楽しんでいましたが・・
保育士が1つ,2つ・・と大きな円 (〇)を描き始めると、「なにこれ~?」と子どもたち。
「皆、けんけんぱ知ってる?」と手本を見せると、
子どもたちは「やりたい!」という声と共にたくさんの円を描き始めました。
夢中になり・・気が付くとテラスの端まで来ていました。
自分たちで描いた大小の丸の中を「けんけんぱ!」というリズムに合わせてジャンプしたり、
円からはみ出さない様に「おっとっと~」とバランスを取ったりしながら進んでいました。
最近では、あまり「けんけんぱ」をする子どもを見る機会も少なくなりましたが・・
今も昔も子どもの遊びの興味は一緒のようです。
そんな姿にほっこりしながら、その後も少しずつ薄くなっていく円の中を跳んだり、はねたりして、
雨の日の遊びを存分に楽しんだ子どもたちでした。
上田