9月の食育活動のテーマは『きのこ』。
シメジ、エリンギ、マイタケ、エノキの4種類のきのこを準備しました。
きのこの匂いをかぐと「なんかくさいよー」「こっちのきのこはいい匂いがする!」と
感想を言い合っていた子どもたち。
今回は“きのこ汁”を作るので、1種類ずつきのこを割いてみました。
0,1歳児は慎重に触れる子どもや、
きのこを細かく割くのが面白くて夢中になる子どもなど様々でした。
2,3歳児はそれぞれのきのこの形や長さや色の違いなどに興味津々。
色々な種類のきのこの傘の部分を並べ、大きさ比べを楽しんでいました!
また一番大きいエリンギを力いっぱい握りしめて割こうとすると、
エリンギを握っていた手からポタポタと汁がこぼれるという驚きの発見をした子どもも!
きのこを割いていると、きのこの良い香りが部屋中に広がりました。
子どもたちが割いたきのこで作ったきのこ汁は、給食で美味しくいただきました。
翌週はきのこを使って、“きのこご飯”を作りました。
2,3歳児が、きのこご飯に使う米を研ぐお手伝いをしてくれました。
米を研ぐ前にお米に触れると、クンクンと匂いをかぐ子どもも。
次に水を入れて、優しく手で混ぜながら米を研いでいきます。
「お母さんはいつもこうやってしてるよ!」と、お母さんが普段している様子を真似て、
優しくお米を研いでいました。
お米が研げると0,1歳児も加わり、きのこご飯に入れるきのこを割きます。
前回は慎重にきのこに触れていた0、1歳児も、2回目にはたくさん割く事ができて満足そうでした!
「この大きさだったら0歳児さんでも食べられるよね?」と小さい友だちの事を気に掛けながら、
きのこを小さく小さく割いてくれる優しい3歳児。
普段の生活やクッキングなどの活動を通して、年下の友だちを思いやる心が感じられ、
とても嬉しい気持ちになりました!
みんなが割いたきのこがたっぷり入ったきのこご飯が完成しました。
ご飯を炊いている時から、部屋中にきのこのいい香りが!
楽しみにしていた給食の時間となり、きのこご飯をみんなでいただきました。
“食欲の秋”というだけあり、おかわりをたくさんしていた子どもたち。
旬の食材から、季節の変化を感じたクッキングとなりました。
田口