11日は成人の日&鏡開きでした。
保育室のあちらこちらに飾ったへそ餅を子どもたちで集め、
鏡開きをしました。
「お部屋に飾っていたお餅には神様がいて、年神様って言うんだよ」と
お話してからお餅を集めに行きました。
我先にと飾っていたお餅を探す子どもたち。
そして、いざお餅を見つけると、両手で包むようにして
お餅を持って、どの子もゆっくりと慎重に歩いて届けてくれました。
「年神様」のことをどの子も真剣に聞いていたのですね。
集めたお餅を木づちで順番に割り、そのお餅と保育室で秋に収穫しておいた小豆で
”おしるこ”を作っておやつにいただくことにしました。
先ほど、木づちで割ったときのお餅は石のように硬かったのに
おしるこに入れたら綿のようにフワフワになっているものですから
どの子もびっくりしていましたが、美味しく食べることができました。
年神様のお餅を食べると、その年は病気から身を守ってくれると
言われているそうですから、保育室のみんなでこのおしるこを
食べたことで、コロナにも負けないし、インフルエンザにも
負けない身体を手に入れることができました。
そんな元気いっぱいの子どもたちは、毎日お正月遊びを楽しんでいます。
令和三年と言えども、昔ながらのお正月遊び(羽子板 かるた こまなど)をしています。
集中力が必要な羽子板、頭をフル回転させるかるた取り、手先を器用に使うこま回し、
寒いこの時期に室内で楽しむ絶好の遊びですよね。
夢中で遊んでいたらお腹が自然と空いてきます。
そんな時は、玄関先で収穫の時を待っていたブロッコリーを
子どもたちと採ってきて台所に届けます。
採れたて&茹でたてをパクっといただきました。
違う日には、保育室の畑にみんなで行き、一番大きな大根を二本抜いて
熱々のおでんにしていただきました。
更に、今年もたくさん大根が育ったのでご家庭でも食べてもらえるように
お土産として配ったり、スタッフが子どもたちの前で採れたての大根を
短冊切りにして玄関先に数日干し、切り干し大根にすることもありました。
出来上がった切り干し大根は、さっそく昼食のメニューにも加えられて
はりはり炊き込みご飯やお味噌汁の具に入れて味わうことができました。
寒いこの時期、あたたかい室内で集中して遊ぶ姿が頼もしく感じると共に、
採れたての手作り野菜を美味しくいただくことで、保育室のモットーである
”いっぱい遊んで おなかをすかせ おいしくいただく”という体験が
できているなと嬉しく思います。
森下