桜の花が咲き始め、散歩先でも春の訪れを感じられるように
なりました。
今日は年長児(5歳児)のさようならの会です。
今度一年生になる年長児は、今日で保育室とお別れになります。
保育室に来たばかりの頃は、まだ小さかったこの子たちが一年生・・・。
何だか信じられない気持ちです。
朝「おはよう」と登園する子どもたちは、とってもいい笑顔。
今日、みんなにお披露目するランドセルを背負って
嬉しそうに保育室に来てくれました。
色とりどりのランドセルを見せ合いっこして楽しそうな子どもたち。
一人一人の個性が光るランドセル。
とっても似合っています。
みんなが揃い、さようならの会のスタートです。
まずは、一人ずつ、名前と今度行く小学校名を教えてくれます。
どの子もみんな堂々とした姿でしっかり答えることができました。
一年生らしいその姿に成長を感じました。
その後は味噌づくり。
これは毎年恒例となっている卒園記念の活動です。
熱々の大豆を潰し、麹と塩を混ぜ、丸めて樽の中に投げ入れます。
簡単そうですが、これがなかなか難しいんです。
空気を抜くため、思いっきり樽の中に投げるのですが、勢い余って
樽の外に飛び出してしまう・・・なんてことも。
でも、そんなトラブルも楽しくって、みんなで笑いながら
進めていきます。
すべての大豆を投げ入れ、これでひとまず完成です。
これを半年ほど寝かせます。
”半年たっておいしいお味噌ができたら取りに来てね”
大きくなったみんなに会えるのを楽しみにそう約束しました。
味噌づくりが終わった後は、会社の工場見学に出発です。
お母さんの働く姿を見ることができるのは、保育室ならではの特権です。
「ママいるかな?」
ワクワクしながら会社の中へ入り、通路の窓から中を覗きます。
大きな機械が動く様子、働く人たちの様子、みんな興味を持って
よく見ていました。
ママに会えた子もいれば、会えなかった子もいますが
”ママがこうやって働いているんだ”というのを感じてくれれば
嬉しいな、と思います。
こうして盛沢山だったさようならの会は、無事終了しました。
”またね!”と手を振って帰っていく子どもたちの中に
今日の思い出が刻まれていてくれていたら嬉しいです。
半年後、美味しいお味噌と大きくなったみんなに会えるのを
楽しみにしています。
大城