畑で立派に育ったキャベツを収穫しました。
「うんとこしょ! どっこいしょ!」
なかなか採れないキャベツに子どもたちは悪戦苦闘。
根元に少し切り目を入れると・・・
「とれた~! おっきい!」と、とても嬉しそうです。
「よいしょ! よいしょ!」
保育室までみんなで運び、次の日に食育クッキングをしました。
まずは、大きなキャベツを触ってみました。
叩いてみると「ポンポン」と良い音がします。
小さいキャベツの葉っぱを一枚一枚はがしていきました。
切ってみると中がギュッと詰まっています。
キャベツを食べると風邪を引かない丈夫な身体になることなどをお話して、まずはそのままのキャベツをちぎって食べてみました。
ポリポリといい音を立てて食べています。
「ちょっと苦手だけど頑張って食べるよ」
いよいよお楽しみのクッキング開始です。
今日のメニューは、シンプルな「キャベツだけのお好み焼き」
まずは、キャベツを洗います。
小麦粉、だしの素、卵、水をボウルに入れ、泡立て器を使って混ぜていきます。
卵を割ることに挑戦したお友だちも!
初めての経験に真剣な表情です。
お友だちと協力しながら「おいしくなあれ!」と混ぜています。
そこへキャベツを入れると生地が完成。
ホットプレートで焼いていきます。
保育室に広がるおいしい匂いに「見たい!」と我慢できない子どもたち。
熱いので絶対触らないことをお約束して、焼けるのを見ることにしました。
仕上げに醤油を塗ってひっくり返すと完成です。
少し暑いので「ふ~ふ~」と冷まして・・・「いっただきまーす!」
「うん♡ おいしい!」
「おかわりちょうだい!」
作る前は「食べない」と言っていた子どもも、パクパクと食べていました。
自分で収穫したキャベツに触れ、洗ったり材料を混ぜたりする中で、五感が刺激され、最後の焼き上がりの香ばしい匂いで一気に食欲がアップしたのではないかと思います。
みんなで作ってみんなで食べる。この環境こそが最高の調味料なのでしょうね!
子どもたちの『おいしい顔』を見ていると、次のクッキングが楽しみになります!
井口