秋に苗を植えたタマネギがぐんぐんと大きく生長しました。
葉っぱが倒れているタマネギがいっぱいになったので、収穫することにしました。
今年のタマネギはとっても大きくて、子どもたちが力一杯引っ張ってもなかなか抜けません。
「うんとこしょ! どっこいしょ!」
保育士が少し土をほぐすと・・・
「見て~!!」
大きな大きなタマネギが採れました!
0歳児のお友だちも「これはなにかな~?」と興味津々。
ジャーン! こんなにたくさん採れました!
次は葉っぱを切り落としていきます。
「ぼくたちに任せて!」と切った葉っぱを運んでくれました!
「タマネギのお風呂みたい~」
子どもの発想は本当に面白いですね!
紐でくくって吊るすのもお手伝いしてくれました。
「重い!」と言いながら頑張っていました。
ツンツン! なんだろう?
採れたての新タマネギを使ってクッキングをすることにしました。
今回のメニューは、「紫タマネギのサラダ」と「まるごとタマネギ」です。
「見て~! 大きいでしょ?」
皮をむいていきます。
くんくん・・・いい匂い!
ツルツルピカピカ! きれいな紫色です!
紫タマネギは、保育士がスライスして水にさらして置いておきます。
白いタマネギは包丁を使って十字に切り目を入れていきます。
切り目を入れたらバターを乗せて電子レンジでチン!
待っている間に、紫タマネギにマヨネーズと醤油、鰹節を入れてよーく混ぜます。
紫タマネギのサラダの完成です!
電子レンジで加熱していたタマネギも出来上がりました!
トロトロ~! タマネギとバターの良い香りが保育室に漂います!
ポン酢と鰹節をかけて、「いただきま~す」
少し熱いかな? 「ふ~ふ~」
紫タマネギのサラダは辛みもなくシャキシャキ、まるごとタマネギはタマネギの甘味が感じられトロトロ、どちらも最高においしかったです!
苗植えから水やり、収穫、調理をしていくなかで、五感をフルに活用してきた子どもたち。
タマネギは葉っぱが倒れたら収穫すること、葉っぱからもネギのようないい匂いがすること、調理の仕方でいろいろな味に変身することを経験から学びました。
このように、大人が教えるだけでなく自ら経験し感じることが、子どもの感性を培う上で何より大切だと思います。
毎日畑ですくすくと生長している野菜を見たり触ったりして、たくさんのことを感じている子どもたち。
次はどんな経験をし、何を感じるのかな?
楽しみです!
井口