シイタケの栽培

1月にダイコンとコカブを収穫してからは、春に行う苗植え・種蒔きに向けて

保育室の菜園はお休み中です。

お休み中の菜園に替わって、室内で栽培ができる“キノコの栽培ブロック”で、

子どもたちとシイタケの栽培にチャレンジしました。

 

まずはキノコの栽培ブロックを水に浸す作業を子どもたちと行いました。

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ここからキノコが本当に生えてくるの?と不思議そうにツンツンと触ったり、

キノコの匂いがするかな?と匂いを嗅いだりして興味津々の子どもたち。

 

いよいよバケツに水を入れ、栽培ブロックを浸します。

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丸1日水に浸して水分をしっかり吸い込ませます。

「お水いっぱい飲んで大きくなってね!」と優しく話しかけ、

それぞれ遊びに出掛けた子どもたち。

戸外遊び中に「もうキノコ出てきたかな?」と気になって様子を見に行く子どももいたり、

シイタケの生長を早くも楽しみにしている様子でした。

 

それから毎日当番の子どもや、夕方の時間のある時などに、霧吹きでシイタケに

水をあげて世話をしてくれました。

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小さなシイタケが出てくるのを見つけたり、カサが大きくなっていく様子に驚いたり、

皆で観察をするのも楽しみの一つとなっていました。

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お世話を始めて10日ほどでシイタケが大きく生長し、収穫の時期を迎えました。

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「大きいシイタケ取る!」とどれが一番大きいかな?とお気に入りのシイタケを見つけて、

一人ずつ収穫をしました。

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収穫したシイタケの匂いをクンクンとかいでみたり、カサの裏側の部分を触って

「フワフワしてて、まくらみたい!」とカサの表と裏の違いに気付いたりと、

楽しみながら収穫することが出来ました。

 

収穫したシイタケはさっそく塩をふって炒め、“シイタケソテー”にして給食の時に食べました。

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普段はキノコが少し苦手な子どもも、「おいしい!」と採れたてのシイタケの美味しさを

感じてもらえたようでした。

 

別の日にはシイタケと鶏ミンチ肉を甘辛く炒り煮したものをご飯に混ぜ、

“シイタケおにぎり”にしておやつで頂きました。

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シイタケの旨味がぎゅっ!と詰まった甘辛味のおにぎりは、子どもたちの大好きな味だったようで、

「おかわりー!」の声が止まりませんでした。

 

ちょっぴり苦手な食材も自分たちが大切に育てたものなら、食べてみようかな!とチャレンジする子どもたち。

そんな子どもたちの興味を引き出せるような食育活動を、これからも一緒に行っていけたらと思います。

 

 

田口