やおやさんごっこ

暑い日が続いていますが、保育室では

朝一番に畑の野菜や果物を収穫するのが

日課になっています。

「あっ!カボチャの花が咲いたね。」

「ブドウが紫色になってきた!」

「トウガラシが赤くなってる。」

・・・など変化や生長を喜びながら畑をグルっと回るのですが

子どもたちは、どこにどんな野菜があるのかわかっているので

私たちよりも先に探し始めます。

そして、後ろから見たりしゃがんで下から見たりしながら

葉っぱの陰に隠れた野菜を見つけるのが上手です。

yasai

毎回たくさん採れるのがブルーベリー。

スタッフの両手いっぱいになるほどです。

そのブルーベリーに手を伸ばしてつまみ喰いするのも

お楽しみになっています。

ブルーベリー

先日、そんな採れたて野菜でやおやさんごっこをしました。

野菜を乗せた屋台をみんなで引っ張ったり

鐘(…と言ってもハンドベルなんですけどね)を鳴らしたり

して、「おやさいいりませんか~?」と

言いながら台所まで進みます。

屋台

なんとも可愛くて賑やかな‘‘やおやさん‘‘の登場に

お客さん(厨房スタッフ)も思わず台所から出てきて

「お昼に使うナスとピーマンとオクラくださいな。」

と言いながら野菜を手に取りました。

すると、『もっとどうぞ』『こっちにもあるよ』と

言わんばかりに他の野菜もどんどん手渡すМちゃん、Fちゃん。

気前の良い姿に笑ってしまいました。

やおや

あっという間に完売?!した嬉しさから「毎度ありがとうございました。」という

声も大きく、屋台を引きながら戻っていく姿は満足気です。

やおやさんになりきって遊んだ後のお昼ご飯では

「あっ!これ私のピーマン。」

「そうそう、Hちゃんとってくれたもんね。」

「みて。おくらのびるよ。」

など・・・自然と会話も弾みます。

‘‘五感を刺激し、美味しい記憶の種をまく‘‘

厨房スタッフと協力して楽しい活動ができました。

鈴木(明)