今年度最初のクッキングは、旬の食材の“イチゴ”を様々な
調理法で深める活動をしました。
まずは、おやつの時間にイチゴそのものの味をたくさん味わいました。
さて、最初のクッキングは“イチゴジャム作り”です!
イチゴを1粒手に取って、形や匂いなどをじっくり見てみました。
「ツブツブのたねがいっぱい!」と3・4歳児はイチゴの種の存在に気が付きました。
ジップロックに入れたイチゴを手で揉んで潰し、感触や匂いの変化を楽しみます。
1歳児も手で潰れる感触が楽しいようで、夢中になってイチゴを潰していました。
潰したイチゴと絞ったレモン汁と砂糖を鍋に入れ、3歳児が火にかけて
煮詰めると、トロッと美味しそうなジャムが完成!
さっそく給食の時間にパンにつけて、皆でたくさん頂きました。
別の日にはドライイチゴとイチゴシロップ作りに挑戦!
今度はイチゴを潰さないよう、そっと砂糖をまぶしてから1日寝かせます。
翌日見てみると、イチゴから美味しそうなジュースがたっぷり出ています!
イチゴの実とジュースに分け、ジュースは少し煮詰めてイチゴシロップに。
作ったイチゴシロップを水で割り、イチゴジュースにして味わいました。
「あまい!」「おいしい!」と、手作りのジュースの美味しさに思わず笑顔の子どもたち。
イチゴの実はザルに並べて干し、ドライイチゴにしました。
3日程干したら、ドライイチゴが完成しました!
「いちごが小さくなってる」「いつものイチゴとちがう」と、
干して変化したイチゴを見つめる子どもたち。
さて、どんな味かな?と食べてみると…
「あまずっぱい!」「おいしい」「いつものイチゴの方がいいな」など様々な反応でした。
“イチゴ”という1つの食材で、異なる食感や味、見た目の変化などを
皆で楽しむ事が出来た活動となりました。
田口