桜舞い散る3月30日
4月から新1年生になる園児たち&幼稚園・保育園へ進級
していく2歳児のさよならの会を開催しました。
ピカピカのランドセルを持って登園してくれた卒園児たち、
小学校に行くことが楽しみで仕方がない様子です。
スタッフがひとりひとり質問をしていきます。
「どこの小学校へ行きますか?」
「〇〇小学校です。」
「どこの幼稚園に行きますか?」
「□□幼稚園の〇〇組です」
いつもより大きな声で発表できる子、ちょっと恥ずかしくなっちゃう子と様々。
次は保育室スタッフからお祝いの言葉とともにアルバムの贈呈です。
ほとんどの子が1歳の頃から保育室に通っている子なので思い出も数え切れません。
保育スタッフも感極まり涙ぐむシーンも。…本当に大きくなったね。
保育室のスタッフとして小さい頃から一緒に過ごしてきた分、
嬉しさも倍増です。心も身体もおおきくなった子どもたちの姿を
こうしてみられるのがこの仕事をしていて最大の喜びと言っても
過言ではありません。
さよならの会では、いままで過ごした保育室での経験を活かし、
大好きな散歩も行きます。
かまどで薪を燃やしてご飯炊きもします。
昼食には青空レストラン(みんなの広場)でテーブルを出し
カレーライスもいただきます。
そして本日1番のメインでもある ”味噌” を子どもたちと一緒に作りました。
味噌作りは毎年卒園児たちが最後の記念にと行っています。
熱々の蒸した大豆を指で潰すところから取り掛かります。
「味噌って豆なの?」
「味噌汁に入れる味噌ってこうやって作るんだね~」
と不思議がりながらも大豆を丁寧につぶしていきました。
去年参加していたお友だちもちらほらいて、
味噌作りのやり方をおぼろげながら覚えていて
「この前の時はこうやってたに~」
「ううん、こうだに~」
と、話しながら楽しんで進めていきました。
子どもは遊びもそうですし、
こういった体験もすべてが身となり種となり、
いつか花咲く時が来るのですよね。
今すぐ変わらなくとも、今はまだ分からなくとも
時が経ったある時に「はっ!」とする瞬間が来ることを願いながら
私たちは日々子どもたちと接してきたのです。
そんな気持ちで熱々の大豆を子どもたちと一緒に
つぶして丸めて味噌にしていきました。
完成は8ヵ月後。
完成したらまた保育室にお味噌を取りにおいでね。
大きくなったみんなに会えるのを楽しみにしているよ。
卒園おめでとう!
森下