保育室では、週末や祝日、長期休暇になると
幼稚園・保育園・こども園に通っている就学前のお子さんが登園してきます。
普段はのんびりとした雰囲気の保育室に活気が生まれ、
いつもとは違った遊びや活動も楽しめます。
いつも過ごす部屋やおもちゃも、年齢が上がればダイナミックに
遊びに取り入れ、発想の豊かさにハッとさせられます。
更に最近は、♪パプリ~カ 花が咲いたら~ 晴れた空に種を蒔こう♪
などと口々に歌い、近くにいたお友だちも自然と集まってきて
大合唱を始める光景を多く見かけるようになりました。
メロディーはもちろん、振り付けまで覚えたお友だちの多さに驚いています。
歌って踊れるおともだちに聞いてみると、
「幼稚園でね、みんなで踊ってるもん」
「お家でお兄ちゃんと歌ってる」
「TVで何度も観たことある~」など、
どの子も興奮気味にこの曲について熱く語ります。
子どもたちがこれほどまでに熱中する「パプリカ」とういう名前の曲は、
一見、野菜の歌かと思いきや、どんな曲なのだろう?と、検索してみたら
2020年とその先の未来に向けて頑張っているすべての人を応援する歌だそうで、
詩・曲共に米津玄師さんが手掛けたと聞き、
子どもたちのこの熱量も納得せざるを得ませんでした。
さっそく保育室で「パプリカ」の曲を流すと
大きい子はもちろんのこと、この歌を知らない
お友だちも、雰囲気につられて近づき見よう見まねで踊りはじめるので不思議です。
今までいろいろな流行の曲がありましたが、
この「パプリカ」への集中力といったら、
ものすごいものを肌で感じます。
これから夏一色になっていく保育室。
梅雨明けも発表され、いよいよ夏本番ですね。
この「パプリカ」を歌って踊るなかで
心と身体をほぐしつつ
もっともっと楽しんでいこうと思います。
そして、この曲の歌詞にもあるように
「パプリカ 花が咲いたら 晴れた空に種を蒔こう
ハレルヤ 夢を描いたなら 心遊ばせあなたに届け
かかと弾ませこの指とまれ」
ワクワク・ドキドキな毎日を子どもたちと
過ごしたいな...と思いました。
森下