9月10日(土)は中秋の名月でした。保育室ではお月見会に向けて、各学年でお月見の制作をしました。
0歳児は、タンポを使ってお団子を描きました。初めての絵の具でしたが、途中からは、手に絵の具をつけて感触を楽しんでいました。
1歳児もタンポを使いスタンピングをしてお団子を描きました。ペタペタと紙に絵の具がつく様子が楽しかったのか、あっちにもこっちにもとたくさんのお団子を描いていました。
「ぺったんぺったん!」
お月さまはのりを使って貼りました。
「見て!上手にできるよ!」
2歳児は、紙皿に黄色の絵の具で色を塗り、まん丸お月さまを作りました。
「わたしのお月さま~!」と喜んで取り組んでいました。
白い絵の具で、足形をとり、指スタンプで耳をつけ、ウサギも作りました。
「絵の具、くすぐったいな~」
「おめめのシールはどこに貼ろうかな~?」
3・4歳児は、ウサギの形が貼っている丸画用紙に、絵の具で色を塗りお月さまを作りました。
絵の具が乾いてからウサギの形を外すと、ウサギが白抜きになっていてびっくり!「ウサギが出てきた~!」と、黒いウサギをぴょんぴょん跳ねさせて遊んでいました。
三方ものりを使って好きな場所に貼り、タンポで大きなお団子をたくさんのせていました。
大きな満月がよく目立つ、可愛い素敵な作品が出来上がりました!
お月見会当日は、幼児が小麦粉から粘土を作り、お月見団子に見立ててお団子を作りました。
「わぁ~ドロドロや~」
「こねこね~」と言いながらお団子のように丸くしようとしていました。
「おんなじだー!」と絵本を指差しています。
「こうやってお供えするんだよ~」と絵本を見せてくれる子どももいました。
「お山のように高くね!」
中秋の名月の由来は、保育士がペープサートで子どもたちにも分かりやすくお話しました。
半月が出てきたときには、「ポケットみたい!」と言ったり、三日月を見て、「バナナみたい!」と、興味を持って聞いていました。
最後は、「で~た~で~た~月が~♫」と、「月」の歌を身振り手振りを交えながら元気よくうたいました。
給食では、サツマイモのお月見団子が出ました。サツマイモの甘味がしっかりついて、お月さまそっくりのお団子をパクパク食べていました。
「おしいよー!おかわりちょうだい!」
保育室でのお月見会を終えた次の日、お家の方と一緒に中秋の名月を楽しんだ子どもたち。自分で作ったお月さまと空に浮かぶお月さまを見て「おんなじだー!」「大きい!」と喜んでいたそうです。
また、大好きな白玉団子を作ってお月見を楽しんだ子どももいたようで、お休み明けにたくさんのお話を聞かせてくれました。
1年のうちで最も美しい月を眺め、月に感謝しながら、これから栽培する農作物の収穫や、豊作を願いたいと思います。
定久