風車の丘保育室では恵まれた自然環境を生かし
日々の保育を行っています。
今回は今年の春にしてきた活動を
葉っぱや草など、自然環境を中心に紹介したいと思います。
立春の頃には、ふきのとうがいちじくの木の下に現れます。
最初はポツンポツンと2、3個だけだったふきのとうも
あれよあれよという間に、ボールいっぱいに収穫できるほどに増えていきます。
ふきのとうは天ぷらやふきみそとして味わいました。
同時に、散歩先ではよもぎ摘みが始まります。
摘んだよもぎはさっそくよもぎもちに。
部屋いっぱいに広がるよもぎの香りは子どもたちの五感を育てます。
春分を迎える頃には、ふきの葉っぱが茂りはじめます。
待ちに待ったフキの収穫です。
大きな葉っぱを傘に見たてる姿は、いつの時代も変わらない子どもらしい光景ですね。
暖かくなるにつれ、どんどん生えてくるフキ。
今年は5回ほど収穫しました。
フキのすじ取りも、何回も経験するうちに上手になっていきます。
端午の節句には柏の葉です
散歩に行く度に柏の葉の生長を見守ってきました。
4月のあたまには赤ちゃんの手の大きさだった柏の葉も
1ヵ月掛けて大きな葉っぱに。
その葉っぱを使って作るのはもちろん柏餅。
出来たての柏餅は柔らかくてもちもち。
温かい柏餅を食べられるのは風車の丘保育室ならではです。
5月も終わりに近づくにつれ、うっすらと汗ばむほどになってきました。
夏はもうすぐ!となった今はタケノコです。
タケノコを見るなり皮をむき始める子は、去年も経験している子どもたちです。
手慣れた感じでアッという間に皮をむいていきます。
そして最後、地元の特産である梅が実りを迎えます。
梅の収穫が終わると、そろそろ夏の訪れです。
春の間に、子どもたちと一緒に夏野菜や夏の花の準備をいっぱいしてきました。
今年の夏はどんな夏になるのでしょうか?
子どもたちと迎える夏が楽しみです。
鈴木(里)